スペックソムリエ
どうも!工場長です。
本日の工房の様子は・・・とっても大事な秘密の工程やってますのでお見せできません。
言って自慢したいけど~めっちゃ試行錯誤してアレした工程なので内緒。
という事で、本日は違うお話。
オッサンの小言。
最近のアングラーは、やたらとテクノロジーやスペックを語りたがる。
君はメーカーの技術者か、営業マンかって感じでスペックを語る。
ワインを作れもしない人が、そのワインの物語を語るかのように。
オジサンとしては、「夢」を語って欲しいな~って思います。
竿やリールは、夢を実現する為の道具の一つにしか過ぎない。
でも気に入った道具を持ちたいし、それを自慢したい気持ちもわかる。
だけど、大事なのは機能とフィーリング。
最高の性能を実現できるようになったんなら、以前の性能をリーズナブルに提供しなと釣り業界も家電業界と同じ道を辿ると思うね~。
10万超えのリールも数年でアフターしませんとか、そもそも部品出ししませんとか・・かなりおかしい。
高いんなら、それ相応のアフターフォローを約束しないといけないし、安売りを前提とした値付け自体も自滅行為そのもの。
10万超えの国産リールの8割の機能なら、2万の外国産リールで実現できている。
10万超えのリールは部品点数が多く、支点も多いのでベアリングも多い。
その性能を維持るす為に年一OHで2万かかる・・。
8割性能の2万のリールを毎年買い替えるほうが賢い気もするけど。
僕は昔からキンクロの外国リールが好き。
安い、強い、カッコいい。スペックは・・知らんけどで終了。
写真のリールは某おっちゃんにオーダーで作ってもらった大昔のPENN。
メイドby人間。
ビンビンくる。職人魂が伝わってくる。
これを使ってビッグファイト、沢山した。だから置いてある。
奈良の大仏も人間が作った、道後温泉も人間が作った。
人間が作って、みんなが喜んで、その喜びが作った人間に帰る。
そして何かが残る。
僕もそうなりたいな~。
皆さんに喜んで頂く作品、頑張ります。
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